会社で小便を漏らしてしまった… | 中年男の尿漏れとの戦い

会社で小便を漏らしてしまった | 中年男の尿漏れとの戦い

会社で小便を漏らしてしまった… | 中年男の尿漏れとの戦い

 Y.Eさん(男性)、50代、会社員 

最初の尿漏れは気のせいだと思った

私が最初に尿漏れを自覚したのは、40代後半の頃のことでした。ある日、いつものように会社でデスクワークをしていました。10時頃、午前中の仕事の合間にトイレに行ったのですが、その時、小便をする直前に少しちびってしまいました。

その時は、「何という情けないことだ。みっともない」と恥ずかしく感じました。しかし、その時は少し小便を我慢し過ぎてしまっていたので、急いだあまりちびってしまったのだろうと自分に言い聞かせました。それに、ごく少量漏らしただけだったので、「たまたまちびってしまっただけだ」とも思いました。

ただ、その反面、「尿漏れ」という言葉が一瞬だけ頭に浮かびました。しかし私は、「尿漏れなんて大袈裟だ。気のせいだ」と思い込んでしまい、それ以上深くは考えませんでした。

ショックだった二度目の尿漏れ

その最初の尿漏れからしばらくして、二度目が訪れました。その時もやはり会社でした。少し小便を我慢していて、急いでトイレに行った時、同じようにしてちびってしまったのでした。私は最初の尿漏れ後、「ちびらないように気を付けていれば大丈夫だ。落ち着いて慌てなければ二度とちびったりはしない」と考えていて、非常に強い自信もありました。それだけに、二度目に漏らした時には大変なショックを受けたものでした。

そして、「ああ、これが尿漏れというやつなのか」と実感して、自分は遂に尿漏れ中年男になってしまったのだと認めざるを得ませんでした。この時の精神的ショックこそ、尿漏れでパンツやズボンを濡らしてしまった被害よりも遥かに大きな被害でした。

こうして尿漏れを完全に自覚してから、私の本格的な戦いが始まったのです。

会社で小便が漏れるのが一番困る

尿漏れというものは、とにかく他人に知られてしまうことが一番困ります。私はその後も会社で小便を漏らしそうになったり、時には本当に少し漏らしてしまったこともありました。

ただ、幸いなことに、職場の同僚などには一切バレませんでした。しかし、「もしもバレてしまったら」と思うと、気が気ではありません。それで必死になって尿漏れ予防に励みました。とにかく少しでも尿意を感じたら、急いでトイレに行くようにしたのです。それどころか、時には尿意など感じなくても、ある程度の時間が経過したらトイレに行くようにしました。その結果、小便を漏らしそうになることはほとんど無くなりましたので、今でもその努力は報われています。

ただし、尿漏れというものは、忘れた頃に油断と共にやってくる感じです。完全に無くすことはできていませんが、それは仕方のないことだと考えています。

「もう治った」という思いは油断に繋がる

私の尿漏れは、ここ一年以上、ほとんど治まっています。しかし私は、「もう完全に治った」と思い込むのは危険だと思うのです。実際、今までに二度ほど「もう治った」と思った後に、また漏らしてしまったこともあったのです。きっと「もう治った」との思いは、油断に繋がるのではないかと思います。そしてその油断が、尿漏れを再発させるということです。ですから私は、治ったとは思わないようにしています。

私の尿漏れの原因は、我慢し過ぎてしまうことなので、今後もこまめにトイレに行くことを続けていくつもりです。ただ、私も数年後には60代となりますので、肉体の衰えからくる尿漏れについては防げないとも思っています。不安は消えません。