生理前の尿漏れの原因と対処法 | 女性の月経前症候群による尿失禁

生理前の尿漏れの原因と対処法 | 女性の月経前症候群による尿失禁

生理前の尿漏れの原因と対処法 | 女性の月経前症候群による尿失禁

生理前に急にトイレが近くなったり、尿漏れをしてしまい、とても困った経験はありませんか?

そんなことが続くと、「何か病気ではないか」と不安になるかもしれません。けれども、それは女性特有の月経による、特に心配のない症状ということも多いのです。

今回は生理前の尿漏れ(尿失禁)の原因と、その対処法について解説します。

生理前の頻尿・尿漏れの原因

妊娠・出産が可能な間は、受精の準備をするために、毎月周期的に排卵と月経を繰り返します。

卵巣から卵子が卵管に送られるのが排卵です。月経開始から2週間後くらいに行われます。その直前から黄体ホルモンという女性ホルモンの分泌が多くなり、受精と着床に備えて子宮の内膜が厚くなっていくなど、体が準備をします。けれども、10日余りの間に卵子が受精せず、着床もしなければ、卵子は体外に排出されます。

その時に、厚くなった子宮内膜が剥がれることによって起こる出血が、「月経(生理)」です。

月経前症候群による生理前の尿漏れの原因

このことから分かるように、生理前の2〜3日は子宮の内膜が最も厚くなるので、子宮が少し膨らむ状態になります。そのため、子宮の真下にある膀胱を圧迫する原因となり、生理前の頻尿や尿漏れにもつながるのです。

また、黄体ホルモンが多い時期には筋肉が弛緩しやすく、排尿をコントロールする骨盤底筋が緩んでしまいやすいことも、尿失禁を起こす原因となります。

生理前の尿漏れの対処法

月経による不快症状(月経前症候群)が重いか軽いかは、個人差や、その時の体調によってもさまざまです。尿漏れといっても、下着がちょっと濡れる程度でしたらほとんど心配はありません。

けれども、下着がぐっしょり濡れてパンツやスカートなどにしみ出てしまうようなら問題ですので、しっかりと対策をとっていく必要があります。

尿漏れパッドの使用

とりあえずの対処法としては、生理が近い時期に尿漏れパッドを下着につけておくのが安心です。

ただし、生理のたびに尿漏れパッドが必要なくらいの尿漏れがある時は、子宮筋腫などの病気が原因の可能性もあります。産婦人科を受診して、何か病気がないかどうかをチェックしてもらいましょう。

女性の生理前の尿漏れ・尿失禁の対処法

骨盤底筋運動

月経前症候群に加えて、出産によるダメージによって、尿道口をコントロールする骨盤底筋が緩んでいることが原因となっている場合もあります。このような場合には、「骨盤底筋運動」を行って、骨盤底筋を鍛えるということも大切です。

骨盤底筋運動は、膣や肛門を意識的に閉めたり緩めたりして骨盤底筋を鍛える運動です。一人でも簡単にでき、尿漏れの改善効果が高いので、ぜひ実践してみてください。

女性の尿漏れの原因と「女性用サプリメント」

身体を温め、リラックスタイムを設ける

月経前症候群の症状の悪化を防ぐためには、体を冷やさないようにしたり、ストレスを溜めないようにすることが大切です。

例えば、アロマを焚いたぬるめのお湯でゆっくりと半身浴を行うなど、自分なりのリラックスタイムを設けて体調を整え、ストレスを解消していくようにしましょう。

まとめ

今回は、生理前の尿漏れ(尿失禁)の原因と対処法についてご紹介しました。

生理前の女性は、体だけではなく感情も不安定になりがちです。基礎体温といって、毎朝起きる前の体温を測ることで排卵日が分かり、月経の予想が立てられます。

尿漏れ(尿失禁)などのトラブルがある場合は、基礎体温で月経周期を把握して準備をすることで、未然にトラブルを防ぐことも有効な対処法といえます。