10代から悩んだ尿漏れの正体 | お風呂上りの膣の「お湯漏れ」と改善策

10代から悩んだ尿漏れの正体 | お風呂上りの膣のお湯漏れと改善策

10代から悩んだ尿漏れの正体 | お風呂上りの膣の「お湯漏れ」と改善策

 N.Tさん、30代、自営業 

10代の頃に悩んだ「尿漏れ」

私には10代の頃から、誰にも相談のできない悩みがありました。それは、「尿漏れ」です。別に、強い尿意を感じるわけではなく、頻繁にお手洗いにも行っているのに、何かの拍子に「あっ!」と漏れることがよくありました。それも少しではなく、結構な量がドバッと出てくることもたびたびありました。下着が相当湿ってしまうほどの量なので、スカートの場合はまだしも、パンツスタイルの際は外側にまでしみ出てはいないか…と心配するくらいです。

そういうことが続いたため、神経質に頻繁にお手洗いへ行くようにしてみても、この尿漏れはなくなりませんでした。始まりは、ちょうど初潮が始まった12歳ごろだったと記憶しています。18歳で大学進学を機に一人暮らしを始めるまで、この尿漏れは続き、私は恥ずかしい思いをひた隠しにしていました。

20代、なぜか改善の兆しが

さて、一人暮らしを始めると、不思議なことに尿漏れが起こる頻度は徐々に少なくなっていきました。やがて、数か月ほどでぷっつりとなくなってしまったのです。私には、全く原因も因果関係も分かりませんでした。あえて理由をつけるなら、「恐らく、厳しい実家の両親のもとで、無意識のうちにストレスがかかっていたのかもしれない。そこから解放されたので、尿漏れもなくなっていったのだろうか。」そんな風に考えることにしました。

その証拠に、たまの休暇に実家に帰省すると、思い出したように尿漏れが起こるのです。確かに、帰省するたびに私は両親に何かしらのお説教を受けていたので、やはり尿漏れは両親のストレスに起因しているのだろうと思いました。大学生活のあと、就職して社会人になっても一人暮らしを続けましたが、尿漏れは帰省しない限り起こりませんでした。

出産後のケアで尿漏れ対策

さて、私は縁あって国際結婚し、欧州にて出産をしました。こちらの国の医療政策で、新生児の母親は皆、産後の膣ひきしめケアというのを運動療法士の所で無料で受けられます。私ももちろんケアのために通いました。療法士の女性に、「産後、開いてしまった膣をそのままにしておくと、後に尿漏れの原因になってしまうことがよくあるのです。それを防ぐためにも、しっかりと膣付近の筋肉を鍛えておきましょう。」という風に言われました。

特殊な器具を差し込んで力を入れたり抜いたりするのですが、このトレーニングを通して私は「そうか、ここにも筋肉があって、自由に引き締めることができるんだな。今の私は尿漏れはなくなったけど、将来ゆるくなって再発でもしたら嫌だから、しっかり鍛えておこう。」そう思って、一生懸命に膣の筋トレに励んだのです。

ようやく判明した漏れの正体は「お湯漏れ」!?

ところが、妙なことが起こりました。子どもが少し大きくなり、それまでの小さなアパートから、広めの住まいに引っ越した頃から、どうもあの尿漏れがたびたび起こるようになっていったのです。膣の筋トレもしているのに、どうして!?と思いました。そこで、ネットで産後の尿漏れについて検索してみた所、「入浴時に入ったお湯がもれているものを、尿漏れと勘違いしている女性がけっこう多い」という内容のコラムを読んで、目からうろこが落ちました。

私が実家で恥ずかしい思いをしていた症状は、まさに「お湯漏れ」だったのです。そういえば実家にはお風呂がありますが、一人暮らしをしていたアパートでは滅多にお風呂は入りませんでした。また、欧州に嫁いだのでシャワーのみで済ませる習慣が身に付き、ほとんと入浴の機会がなかったのです。出産後に漏れが再発したのは、子どもと一緒にたびたびお風呂に入るようになったからでした。

何だ、尿漏れじゃなかったんだ…と安堵はしたものの、やはり漏れること自体は不快極まりないものです。そこで、私は例の膣の筋トレ経験を活かし、お風呂上がりにトイレなどで、しっかりと「排水」をするようになりました。いずれにせよ、ここの筋肉について認識が深まったのは、私にとって大きなプラスだったと思います。こうして解決策が見つかりましたので、今では恥ずかしい思いをすることなく安心してお風呂に入ることができています。それでも、来たるべき将来に向けて尿漏れ対策を忘れずに、時々「膣周辺の筋トレ」を自分で意識して行ってもいます。