軽い尿漏れの手軽な対策 | 軽失禁の原因と自分でできる改善方法

軽い尿漏れの手軽な対策 | 軽失禁の原因と自分でできる改善方法

軽い尿漏れの手軽な対策 | 軽失禁の原因と自分でできる改善方法

ドラッグストアに行くと、尿漏れパッドや尿漏れパンツといった製品が何種類も並んでいます。10年ほど前まで、尿漏れパッドは女性用の数種類しかなかったことを思うと隔世の感があります。

最近では特に、「軽い尿漏れ用」や「ちょい漏れ用」といった薄型の商品が人気を集めており、少量のお漏らし(軽失禁)に悩む方が多くいることを感じさせます。

今回は、そんな軽い尿漏れ・軽失禁対策として、自分でできる手軽な改善方法についてご紹介します。

軽い尿漏れ・軽失禁の原因

軽い尿漏れ・軽失禁の原因としては、下記のようなものが代表的です。

軽い尿漏れ・少量の軽失禁の原因

腹圧性尿失禁

咳やくしゃみをしたり、重い物を持ったりしてお腹に力が入った拍子におしっこが漏れてしまう症状です。

中高年女性の多くにこの傾向があり、加齢や運動不足等で排尿をコントロールする骨盤底筋が緩むことが原因です。一度に漏れる量は少量であることがほとんどです。

過活動膀胱による切迫性尿失禁

膀胱に尿が十分溜まっていないのに膀胱が過剰に収縮し、突然我慢できないような強い尿意(尿意切迫感)に襲われる症状です。急いでトイレに駆け込んでも間に合わずに漏らしてしまうことがあります。

原因は様々で、神経のトラブルによるものの他、ストレスや、過去の尿漏れの経験からくる不安による心因性の過活動膀胱が多くみられます。

前立腺肥大による排尿後尿滴下

男性の軽い尿漏れで多くみられるのが、トイレの直後に少量の残尿が漏れる排尿後尿滴下です。最近では、“チョイ漏れ”などとも表現されます。

前立腺肥大症が原因の場合が多いですが、単にしっかり尿を出し切っていないだけのこともあります。

自分でできる対策・改善方法

主な軽失禁の原因への「自分でできる手軽な対策・改善方法」をご紹介します。

軽い尿漏れ・軽失禁の自分でできる対策・改善方法

腹圧性尿失禁の対策

骨盤底筋の緩み対策として、「骨盤底筋運動」という自分でできるトレーニングを行いましょう。

やり方は、意識的に肛門と膣を閉めたり緩めたりするだけなので、ちょっとした空き時間や外出中でも行うことができます。継続的に行うことで、腹圧性失禁の改善が期待できます。

過活動膀胱の対策

過活動膀胱では、膀胱に尿をしっかり溜めるための「膀胱訓練」を行うのが効果的な改善方法です。

尿意を感じた時にトイレに行くのを少し我慢して、トイレに通う間隔を長くしていき、膀胱が過剰に収縮する癖を治していきます。ただし、前立腺肥大や血尿・排尿痛があるような方は、症状の悪化を招きかねませんので、医師に相談することをおすすめします。

排尿後尿滴下の対策

排尿が終わった後、牛の乳搾りのように根本からしっかり絞って尿道に尿が残らないようにしてみましょう。この”ミルキング”という動作によって、トイレ後の軽い尿漏れの多くは改善します。

排尿後尿滴下の原因となる前立腺肥大は、メタボリックシンドロームとの関連性も指摘されており、食事を含めた生活習慣の改善も大切です。

ノコギリヤシを配合したサプリメントを試してみるのも良いでしょう。

尿漏れパッドの使用

最も即効性のある対策は、市販の尿漏れパッドを使用することです。尿が衣類へ浸み込むのを防止すると同時に、臭いの発生を抑えて、周囲に気付かれるのを防いでくれます。

尿漏れパッドには、男性用女性用があります。「軽い尿漏れ用」として、非常に薄型で快適な尿漏れパッドも販売されていますので、自分の尿漏れの量に合ったものを選択するようにしましょう。

まとめ

今回は、軽い尿漏れ・軽失禁の自分でできる改善方法についてご紹介しました。

症状に応じて骨盤底筋運動や膀胱訓練などを取り入れることで、手軽に軽失禁対策に取り組むことができます。

ただし、症状が重い場合や改善がみられない場合には、自力で解決しようとせず、早期に専門医に相談することをおすすめします。